知っても大してトクはしない雑学コーナー vol.3

【プリン体】

みなさんご存知だと思いますが高尿酸血症という病気があります。痛風を引き起こしたり、動脈硬化を促進させ心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などのリスクを高める生活習慣病の一つです。

通風 心血管障害

「プリン体」というものが尿酸値の上昇につながるのですが、昨今健康ブームで「プリン体ゼロ」のビールなどがグングン売り上げを伸ばしているとのことです。

しかしそもそもビールや発泡酒に含まれるプリン体は案外少なく、500mL缶で茶碗一杯程度のご飯と同程度なんです。

また実はプリン体が少なくても「痛風」にはなります。アルコール自体が尿酸値を上げる原因になるからです。もちろんプリン体の摂取が少ないほうがいいことには変わりありませんが…。

【骨が丈夫に~】

小学校のとき、よく学校の先生に「牛乳たくさん飲みなさ~い、背が伸びて骨が丈夫になりますよ~」と言われていましたよね。でも実はこれ違うんです…。

牛乳などでカルシウムを大量に摂取しても骨は丈夫になりません。WHO(世界保健機構)によるとカルシウムの摂取が多い国では意外なくらい骨折が多く、例として牛乳を多く飲むノルウェー人の骨折率は日本人の5~6倍にも及ぶとのことです。これを「カルシウムパラドックス」とよびます。

牛乳

ネット上では「牛乳危険説」というのが度々見受けられますが、複数の研究で牛乳・乳製品摂取と循環器疾患死亡と糖尿病リスクについて統計的な有意差は無い、あるいはリスクを低下させる傾向があるとの結果が出ています。

ネット上では必ずしも正確な情報を最初に提示してくれるとは限りません。聞き慣れない専門用語が並ぶといかにもそれっぽく思えて納得してしまいそうになります。しかしそんなときこそ本当に信用できる内容なのか、複数の情報源を参考にしながら判断していくことが必要になります。

牛乳は普通に生活の中で、適当な量を飲む分には全く問題ないと思います。何よりおいしいですしね(笑)。

 

【コレステロールゼロ】

スーパーでよく「コレステロールゼロ」を標榜しているサラダ油を見かけますよね。

サラダ油 コレステロールゼロ

これ実は当たり前なんです。本来「コレステロール」というのは動物細胞だけに存在するものなので、「サラダ油」が「コレステロールゼロ」なんて当たり前なんです。

当たり前の事を書いているだけなのですが、知らない方が多いため「健康に良さそう」なイメージを持たせることができます。 ちょっと詐欺っぽい表示だと私は思います。

先程の牛乳が危険という話も同様ですが本当に信用できる内容なのか、複数の情報源を参考にしながら判断していくことが必要になります。

これだけは知ってるとちょっとトクする雑学でした〜(笑)


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